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手や指の痛みを放置していませんか?腱鞘炎とは、バネ指の特徴と治し方

腱鞘炎とは?バネ指とは?

 

手や指の痛みがあっても生活できるからと病院に行かずに放置する方も少なくありません。

早めに適切な対策や対策を行う事で痛みの改善、重症化の予防ができます。

今回は症状、原因、治療法、簡単にできるセルフケア方法についてご紹介させていただきます。

 

〇よくみられる手、指の症状

① 指が曲がらない、しっかり伸びない

② 手や指の力が入りにくい

③ ボタンをとめる事や物がつかみにくくなった

④ 指を曲げたり伸ばしたりするときに、引っかかる感じがあり動かしにくい

⑤ 親指の付け根が痛む

といったものがあります。

 

当てはまる症状がある方はいないでしょうか?

 

続いて、手の代表的な疾患について病期を説明していきます。

□腱鞘炎、バネ指

〇腱鞘炎とは?

ベルト通しがなくてベルトを締めるとどうなる?

日常の中で手を使うことは多くあると思います。

手や指を動かす時に筋肉が上手く動くように「腱鞘」という靭帯が支えています。

これは「ズボン」の「ベルト」で例えると、ベルトが筋肉で、

ズボンにあるベルトを通す部分が「腱鞘」にあたります。

ベルト通しがないとベルトがズレますよね。そうならないように止める働きが腱鞘です。

この筋肉と腱鞘の間で擦れる力が繰り返しかかると炎症が起きます。

これが腱鞘炎です。

そしてさらに進行すると引っかかりが生じて曲げにくさ、伸ばしにくさがでるバネ指になります。

 

CHECK:腱鞘炎が悪化するとバネ指になる

 

〇バネ指、腱鞘炎の特徴

炎症が起きると、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。

朝方の症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。

バネ指や腱鞘炎は更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じます。

手の使いすぎやスポーツや指をよく使う仕事の人にも多いのも特徴です。

糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発生します。

親指や中指に多くみられ、人差し指、薬指、小指にもみられます。

 

〇腱鞘炎の治療はどのようにするの?

まずは炎症が起きていますので患部の安静が必要で、サポーターや装具で固定する場合もあります。その他に投薬やステロイド注射も有効とされています。状態によっては手術が適応になる方もいらっしゃいます。

また筋肉の硬さや伸びにくさに原因があることもあるので、リハビリでストレッチなどを行って改善された方もいます。

 

〇自宅で簡単!手や指の痛み痺れに効果のあるストレッチ

指や手を曲げる筋肉のストレッチ

①伸ばしたい側の腕を手のひらが正面に向くように前に伸ばす

②指は床の方向を向くようにする

③反対側の手で指を後ろ方向に引っ張る

 ※この時に指は曲がらないように注意しましょう

図の部分につっぱる感じ、伸びを感じれば上手にできている証拠です。ストレッチの時間は30秒間痛みのない範囲でゆっくりと行います。

1日数回行えるといいですね。

※ストレッチをするときに痺れや痛みが増す場合は中止してください。

 

手、指の痛みや痺れが強い場合は、整形外科の受診をお勧めします。

大分市の今津留にある、ほしの整形外科クリニックでは、手外科専門医の院長が診察、治療を行っています。

投薬や固定、リハビリで症状が改善しない場合は日帰りの手術も行っています。

内視鏡で行う為、20~30分の手術時間で行え、傷口も小さく、体への負担も少ないです。

気になることがある場合は、お気軽にお問い合わせください

 

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