当院が開院し５年が経過しました

開院２年目からコロナ禍となりずっと開催することができなかった「経営方針発表会」が先月１１月１８日土曜日にオアシスタワーで行われました。

毎日白衣で仕事をしている私たちですが、普段は見慣れないスーツ姿で会場入りし、緊張感の漂う会場となりました。

それぞれの部署から２０２３年度の反省点と来年度に向けての取り組み等が発表されました。

事務部は自分の現在のスキルと今後の目標を発表しました。各々が患者さんに、より良い医療を提供できるように考え行動しているな、と感じました。

看護師となり３０年が経過しこの仕事にすっかり慣れてしまっている私・・・

『初心忘るべからず』と肝に銘じ日々の仕事に取り組もうと認識させられる発表でした。

 

新しく始めた外来診療

そして私達看護部は、２０２３年４月に診察が始まり、８ヶ月が経過した『肩・スポーツ専門外来』の待ち時間についての発表を行いました。

北九州医療センターの西井医師に来院いただき現在、第２・４水曜日に診察を行っています。

当社は全てが手探り状態で1～2時間ほどお待たせすることがありました。

そうなれば当然。お待ち頂いている患者さんからは「まだですか？」、「何時頃になりますか？」との声が聞こえてきます。

分かっています、お待たせしていることは・・・

ですが一人一人の患者さんの診察をおざなりにはできず、お待たせしていることも気に掛かる・・・

と、板ばさみ状態が続いていました。

 

患者さんの負担軽減のため

このままではいけないと看護師間で協議を重ねました。

その結果、たどり着いたのが『時間予約システム』の導入でした。

ざっくり言うと時間の枠内に決められた人数を予約し、その時間内の中で来院された順に診察するというものです。

当初、いまいち要領が掴めず四苦八苦しましたが、現在ではなんとか軌道に乗り、待ち時間も平均１５分と短縮に成功しました。

患者さんからも満足のお声を頂き看護師一同、ほっと胸を撫でおろしています。

今後も頑張って参りますので、よろしくお願い致します。

 

 

文責：牛島