ほしの整形外科クリニック

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求人案内

骨粗しょう症外来

OSTEOPOROSIS

OSTEOPOROSIS/骨粗しょう症外来

<骨粗しょう症専門外来は予約制となっております。>
平日:14時~16時のみ(第2.4水曜日は手術日/毎週木曜日・土曜日は午後休診)

骨粗しょう症とはどんな病気?

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨の強度が低下してもろくなり、骨折しやすくなる病気です。骨の強度が低下する主な要因としては、主に女性の場合閉経によるエストロゲンの欠乏や加齢、運動不足などの生活習慣が考えられます。男性においても50歳以上では5人に1人が骨折する危険性を持っており、後期高齢者になると男性においても骨密度低下し骨折のリスクが増大します。
また、病気や薬の影響によっても起こります。

なぜ治療が必要なのか

骨粗しょう症は骨折の大きな要因となり日常生活に支障をもたらします。
骨折の発症部位は椎体骨折や大腿骨近位部骨折が多く(太もものつけ根の部分)、その中でも転倒による大腿部近位部骨折は、寝たきりの原因となり要介護となった場合は金銭的にも大きな負担となってきます。
男女を問わず50歳前後になったら骨量を定期的に測定し、骨粗鬆症、骨折のリスクがどの程度なのかを理解し骨折リスクが高い状態となったら、早期に精密検査、そして必要に応じて薬剤による治療を受けることが大切です。

骨粗しょう症検診はじめませんか?

【骨粗しょう症セルフチェック項目】
  • 20代と比べて2cm以上身長が低くなった
  • 最近、急に身長が低くなった
  • アルコールをたくさん飲む
  • タバコを吸う
  • 年齢から体重を引いた値が20を超える(女性)
  • 転倒しやすくなった
  • 背中が丸くなってきた
  • 閉経している
  • 持病があり複数の薬を飲んでいる
  • ステロイドを服用している
  • 家族に骨粗しょう症の方がいる

どんな検査をするの?

骨密度測定検査
骨粗しょう症外来

当院では背骨と太ももの付け根の骨で測定します。約10分の検査です。
受付➡問診➡診察➡骨密度検査➡検査結果説明(*初診の方の場合の流れ)

レントゲン検査

背中や腰に骨折がないか必要に応じて撮影します。

血液検査

栄養状態、骨の状態について調べます。また薬剤選択や効果をみていきます。

FRAX

身長・体重や生活習慣から今後10年間で骨折するリスクを簡易的に知ることができます。

検査料金 1割負担 2割負担 3割負担
骨粗鬆症外来検査料
(初診料+骨塩定量(DEXA))
740円 1550円 2230円
各種検査料金
レントゲン 290円 570円 860円
血液検査料 1010円 2010円 3020円
骨塩定量(DEXA) 450円 900円 1350円

どんな治療法をするの?

食事療法
【よい食品】
  • カルシウム:骨の成分となる栄養素となります。
  • ビタミンD:カルシウムの吸収を高める働きがあります。
  • ビタミンK:骨を作る働きがあります。

よい食品

【控える食品】
  • コーヒー:利尿作用がある飲料はカルシウムが尿として排出されます。
  • アルコール:利尿作用がある飲料はカルシウムが尿として排出されます。
  • インスタント食品:リンが多く含まれる食品を過剰に摂取するとカルシウムの吸収を妨げることがあります。

控える食品

運動療法

パンフレットをもとに、患者さん1人1人にあった運動を理学療法士が指導していきます。

運動療法

薬物治療

薬物治療

骨吸収を少なくする薬(骨吸収抑制薬)
  • カルシトニン薬
  • ビスホスホネート薬
  • 女性ホルモン薬
  • 選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM:サーム)
  • デノスマブ(ヒト型抗RANKLモノクローナル抗体製剤)
骨形成を助ける薬(骨形成促進薬)
  • 副甲状腺ホルモン
カルシウムの吸収量を増やす薬(骨・カルシウム代謝調整薬)
  • カルシウム剤
  • 活性型ビタミンD3

当院の取り組みについて

当院では米国GE社製の骨密度検査器を導入し、患者さんおひとりおひとりに合った治療と予防を医師、看護師、理学療法士が連携して行っております。また大分県医科歯科連携参加クリニックでもあり、薬物療法を開始された患者さんの口腔内トラブルを未然に防ぐことにも力を入れております。
現在骨粗しょう症治療中の方でお困りの方や歯科治療でお困り方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
スタッフ一同笑顔でお待ちしております。

院長 星野 秀士