ほしの整形外科クリニック

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フレイルにならないために

気温が高く、熱中症で病院に運ばれるニュースを連日のように聞くことが多くなりました。

今回は、熱中症とも関連があるといわれているフレイルについてお話をしようと思います。

 

フレイルとは・・・

リハビリ業界にとっては馴染み深い言葉ですが、ニュースなどでも良く耳にする機会が増え、知っているというかたもいるかもしれません。

フレイルとは、加齢に伴って、心身機能、活動性が低下していき要介護状態になる可能性が高くなる状態のことです。

国の調査結果では、大分県の健康寿命は男性73歳、女性76歳と令和3年ランキングでは、男性1位、女性4位とものすごくいい結果を残しています。この素晴らしい結果を維持していく必要があると思います。

 

ただ最近はフレイルになる方が増えています。

新聞やニュースなどでは、フレイルになっている方が、夏の時期に多くなっている事が報告されています。なぜフレイルが夏の時期に多くなるのか、これには複数な要因が絡んでいます。

ここ最近は、熱中症警戒アラートを見ない日がないくらい、気温が高い日が続いており、夕方にかけても気温が高く、外出する機会が減り、その結果心身が弱ることでフレイルになるのではないかと言われていいます。

では気温が高い状態で運動がいいのかと言われると、熱中症になる可能性も高く、体調不良や入院が必要になるケースもあるため、運動がしにくい現状があります。ではプールはどうでしょうか?足腰の負担も調整できやすく、全身運動にもなり、なにより水の中で行うことで体温が上がりにくいのも魅力です。ただ近所にプール施設がない、そこまではしたくないという方も多く聞きます。

 

では自宅でできる簡単な運動をお伝えしましょう。

外に出ていくのがきついのであれば、エアコンや扇風機があり、涼しい環境でできる室内トレーニングをお伝えしようと思いますが、閲覧して頂いている方に分かりやすいように、写真や動画を作りお伝えしよと思います。今作っているので少しお待ち頂ければと思います。

 

外出することもとても大切です

今までは、室内で行う話を中心にしていきましたが、熱中症対策をしっかり行ったうえで、外で運動や散歩なども効果的です。他の方と一緒に運動をすること、買い物で店内を歩くと楽しいですよね。

熱中症に限らず、過去コロナが流行した時期(現在も流行っていますが・・)に、家から出ず、フレイルが増えたとの報告もあるため、運動や外出することは大切かと思います。大分県は、上述したように健康寿命は上位の方に入っているため、お送りした情報が皆様おの健康の手助けになればと思います。

 

文責:村上