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10月に入り厳しかった夏の日差しも、少しずつ秋風とともに和らいできましたね。
先日、院内感染対策研修会を行いました。
日頃から患者さんに接する医療スタッフにとって感染対策の知識は必要不可欠です。
最近は発熱患者さんが多いというニュースは、すでに耳にされている方も少なくないと思います。熱中症やコロナウィルス感染症はもちろん、冬の感染症の代表である、インフルエンザもじわじわと存在感を示し始めています。
では
インフルエンザにかからないためにはどうしたらいいのか
皆様は日頃から感染症対策は出来ていますでしょうか。
厚生労働省よりインフルエンザを予防する有効な方法としては、以下が挙げられます。
1)流行前のワクチン接種
2)外出後の手洗い等
3)適度な湿度の保持
4)十分な栄養とバランスのとれた栄養摂取
5)人込みや繁華街への外出を控える
6)室内ではこまめに換気をする
実は日頃から行っている手洗いは、感染を防ぐ上でとても重要です。
ここで皆様に聞きたいことは・・・・・できていますか正しい手洗い?
ハンドソープでも、アルコールでも、手のひらだけでなく手の甲や指の間、爪の先までしっかり洗うことが大切です。
きちんと手洗いしようと思うと、15秒程度はかかります(ご自身やお子さんが何秒くらい手洗いにかけているか、一度測ってみてください)。
石けん液による手洗いや、アルコール消毒液による手指消毒を日頃から徹底して行いましょう。
ただこのように気を付けていても・・・・・かかる時はかかります。
もし
インフルエンザにかかったかもしれない場合はどうすればよいのか?
1)医師の診察を受け、許可が出るまで通勤通学はしないようにしましょう。
2)咳やくしゃみ等の症状がある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策としての咳エチケットを徹底しましょう。
3)安静にして、休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
4)水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので大丈夫です。
以上のことを意識して健康な身体を維持していきましょう。
今回の研修会を経て、感染対策の基本を徹底する意識を改めて共有することができ、自分ができる感染対策をして家族・友人・職場への感染拡大を防いで今後も業務に励みたいと思いました。
今後も職員一同、感染対策を徹底しながら患者さんの支援を続けていきます。
季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛ください。
文責:岡村