大分肩関節リハビリテーション研究会、肩関節のリハビリに対する思いについて|大分市の整形外科「ほしの整形外科クリニック」整形外科・リハビリテーション科

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大分肩関節リハビリテーション研究会、肩関節のリハビリに対する思いについて

皆さん、こんにちは。
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、前回少し触れた「大分肩関節リハビリテーション研究会」の生い立ちについてお話ししたいと思います。

最初は、当院ともう一つのクリニックの3人で研究を始めたのがきっかけでした。やりとりを重ねるうちに「せっかくなら一緒に立ち上げてみよう」という話になったのです。私はハンドセラピィを目指しており、もう一人のスタッフは肩関節を極めたいという思いがありました。そこで「共通して取り組めるのは肩関節だね」と意見が一致しました。

それからは、2つの病院のスタッフが業務後に集まり、エコーを使った練習や実技のトレーニングを繰り返し、ディスカッションを重ねる場が自然とできていきました。

少しずつ仲間が増え、今では4つの病院が集まって「大分肩関節リハビリテーション研究会」として活動するまでに成長しました。

第1回の研究会には、対面で20名近くのスタッフが参加してくださり、このご時世にこれだけの人数が集まったことに本当に感動しました。

そして記念すべき第2回は、なんと医師にご講演いただけることになりました。
講師は、北九州市立医療センター 整形外科 肩関節センター センター長の 西井章裕先生 です。

演題は「PT・OTも身につけておくべき肩の診察手順と医師が望むこと」。
普段、私たちPT・OTは医師の指示のもとリハビリを行いますが、実際の診察手順を間近で見る機会は意外と少ないものです。模擬患者を立てて実際の診察を解説していただけるのは、とても貴重な経験になります。

募集開始からわずか3日で定員に達し、県外からの参加希望や「Zoomで配信してほしい」といった声もいただくなど、大きな反響がありました。しかも2回に分けて行っていただける予定で、次回はスポーツに関連する肩関節のテーマを取り上げてくださるとのことです。

時間はかかりましたが、大分の地で少しずつ土台ができてきたことを実感しています。

さらに今回、研究会のロゴをプロのイラストレーターにお願いして正式に作成しました。みんなで意見を出し合って完成させたので、達成感もひとしおです。(ちなみに、私が作ったロゴは3か月で交代となりましたが…😿)やはりシンボルがあると気持ちも引き締まりますね。

これからも「大分肩関節リハビリテーション研究会」を大切に育てながら、ほしの整形外科クリニックの一員として頑張っていきたいと思います。