どのような治療をするの？

ほしの整形外科では、医師による画像診断と薬物治療に加え、理学療法士による姿勢チェック、運動療法、物理療法を行い、根本的な改善を目指します。痛みによって日常生活に支障が出る前に、適切な治療を開始することが大切です。

代表的な疾患（足底腱膜炎、アキレス腱炎、骨折など）

当院は、足の疾患についても早期発見と根本的な改善を目指した治療を提供します。大分市で足の痛みを根本から治したい方は、ぜひほしの整形外科クリニックへお越しください。地域の皆様の歩行機能を守るため、尽力いたします。

足関節捻挫（足関節靭帯損傷）

スポーツ障害でも多くみられる疾患。時折、骨折をともなうこともある。

病態

足周囲にある靭帯が捻挫をした際に過度に伸ばされてしまい、損傷した状態、足首の捻挫は、足を内側に捻って生じることが多い。

症状

足関節の外側の靭帯が傷ついたり、切れたりして、外くるぶしの前や下あたりに痛みや腫れを生じる。

足底腱膜炎

踵の骨から、足の指の付け根にかけて強靭な繊維状の組織である腱が膜のように広がっている。これを、足底筋膜という。

病態

足のアーチ構造を支える足底筋膜が炎症を起こし、小さな断裂を繰り返している状態。

症状

踵や足底が地面に着地した際に、足底腱膜が伸ばされて痛みを感じる。痛みにより、足をけりだすエネルギーが不足する。また、慢性化すると踵の骨に骨棘（こつきょく）と呼ばれるトゲのような突起ができて、さらに痛みが増すことがある。

アキレス腱炎

ふくらはぎの筋肉と踵の骨を結ぶ、体の中で最も大きな腱であるアキレス腱。

病態

アキレス腱がなんらかの原因により炎症が起こった状態。アキレス腱の付着する部分に痛みがでることが多い。

症状

足関節後部の痛みが出現。背伸びをして踵を浮かせた時や階段を降りる時、走る時に痛みがでることが多い。炎症が強いと歩く時の痛みも出てくる。

シーバー病

病態

成長過程の小児においてかかとの骨の成長板に炎症が起きる病気。

症状

かかとの後ろ側、または側面に痛みが生じ、つま先立ちをしたり走ったりすると痛みがでる。熱感や腫れが起こる小児もいる。

骨折

病態

転倒や継続的な負荷によって、骨の連続性が断たれた状態。

①外傷性骨折

交通事故や転落・転倒などにより大きな外力が一瞬に加わって生じるもの。

②病的骨折

骨粗しょう症や骨腫瘍により骨の強度が弱くなったために、日常生活レベルの小さな外力で生じてしまう骨折（例：いつのまにか骨折）。

③疲労骨折

通常では骨折を起こさない程度の外力が長期間にわたって繰り返し負荷され、健常な骨が徐々に損傷する状態。スポーツ選手の下腿や足部の骨によく発生する。