こんにちは、整形外科クリニックの村上です！
いつも読んでくれてありがとう。前回は「睡眠全般」についてお話ししたけど、今回はクリニックならではのテーマでお届けします。その名も…

肩関節周囲炎で眠れない？！

「肩関節周囲炎」は聞いたことがあっても、“その痛みで夜、寝られない”なんて意外と知られていないんですよね。どうして肩の痛みが睡眠に影響するのか、理由を見ていきましょう。

なぜ横になると痛みが増すの？

• 関節包や滑液包の炎症 → ちょっとした刺激でも痛みを感じる
• 血行低下 → 老廃物や炎症物質が滞ってズキズキ
• マットレス・ベッドによる腕の重みがなくて肩に圧縮ストレス → 立っていれば重力に伴って肩は下に牽引されますが、横向き寝になると肩にググッと負荷が

こんな状態で「よし、寝よう！」と思っても、痛みで目が覚めてしまいますよね。

質のいい睡眠がくれる回復パワー

1～2時間後にピークを迎える「成長ホルモン」は、
• 骨・筋・靭帯の修復を促進
• 炎症を抑える
といった働きがあるんです。さらに、アミノ酸が新しい筋線維の合成を手伝い、メラトニンは強力な抗酸化作用で細胞を守ってくれます。

睡眠不足になると炎症性サイトカインが増加して回復を妨げるので、しっかり眠ることが肩の痛み対策には欠かせません！

それでも眠れないときは…当院へ！

「痛くてどうにも寝られない！」という方は、ぜひほしの整形外科クリニックへお越しください。

• 担当医：西井医師（第2・4水曜午後）、星野医師
• エコーで炎症レベルをチェック
• 炎症を抑える注射で痛みを和らげる

ひとりで悩まず、プロのケアで一歩前進しましょう。肩のトラブルでお困りのあなた、お気軽にご相談くださいね！

リハビリでも肩の治療に力をいれていますので、リハビリでお悩みの方もご相談ください。

 勉強会も定期的に行っています。

それでは、次回の投稿もお楽しみに。
文責：村上