5月だけど熱中症についてのおはなし|大分市の整形外科「ほしの整形外科クリニック」整形外科・リハビリテーション科

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5月だけど熱中症についてのおはなし|大分市の整形外科「ほしの整形外科クリニック」整形外科・リハビリテーション科

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5月だけど熱中症についてのおはなし

🌞 皆さんこんにちは

5月に入り、一気に暑さを感じる日が増えてきましたね。 「この暑さ…7〜8月はどうなるんだろう…」と少し不安になるほどです。

今日は、この時期からすでに注意が必要な 「熱中症」 をテーマにお話しします。

🔥 熱中症ってどんな状態?

熱中症とは、 「体温調節が破綻し、体内に熱がこもることで起こる医学的な病態」 のことを指します。

簡単に言えば、 体の中にたまった熱をうまく逃がせなくなり、体温が上がり続けてしまう状態 です。

環境省の資料では、体温調節が破綻する理由として次の4つが挙げられています👇

  • 🌡 外界の環境(気温・湿度・日射・風・衣服)
  • 💧 血液量の不足(脱水で血液が減る)
  • ❤️ 心身機能の低下(血液を送る力が弱まる)
  • 🏃 筋肉運動による熱産生の増加

🧂💧 「水を飲めば大丈夫」は本当?

よく耳にする 「水を飲んでいるから大丈夫」 「塩分補給してるから安心」 という言葉。

もちろん 水分補給・塩分補給はとても大切 です。

  • 水分 → 汗をかくために必要
  • 塩分 → 電解質を補い、血液量と体温調節を維持するために必要

ただし、これらは “熱を逃がせる環境であること” が前提 です。

つまり…

  • 体温が下がりにくい服装
  • 高温多湿の環境
  • 激しい運動で熱がこもる

こうした状況では、 水分・塩分を摂っていても熱中症になる 可能性があります。

だからこそ、 「熱を逃がす環境づくり」 がとても重要なんです。

👶👵 子ども・高齢者は特に注意

  • 子ども → 自分の体調をうまく言葉にできない
  • 高齢者 → 喉の渇きを感じにくい

そのため、 周囲の大人・家族・職場の仲間が気にかけることが大切 です。

🚑 熱中症の段階と対応

熱中症は 1度・2度・3度 に分類されます。 特に 1度の段階で気づいて対応することが重要 です。

【1度:軽症】

症状:

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 大量の汗

対応:

  • 涼しい場所へ移動
  • 首・脇・足の付け根など太い血管を冷やす
  • 水分補給(自力で飲める場合)

【2度:中等症】

症状:

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 虚脱感
  • 自力で水分が飲めない

救急車を呼ぶことを検討

【3度:重症】

意識障害や臓器障害が起こり、命に関わる状態です。 ➡ 迷わず救急要請

医療従事者としての経験から言えば、 判断に迷ったら救急車を呼ぶ これが一番安全です。

症状が落ち着くこともありますが、 逆に急変するケースもあります。

🌿 最後に

夏本番を迎える前の今こそ、 熱中症の知識と対策を家族で共有しておくことが大切 です。

大切な家族・仲間を守るために、 今日からできることを少しずつ始めていきましょうね。