6月から始まった新しい医療の動きと、大分医療ネットワークについて|大分市の整形外科「ほしの整形外科クリニック」整形外科・リハビリテーション科

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6月から始まった新しい医療の動きと、大分医療ネットワークについて|大分市の整形外科「ほしの整形外科クリニック」整形外科・リハビリテーション科

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6月から始まった新しい医療の動きと、大分医療ネットワークについて

6月に入り、医療情勢もまた少しずつ変化してきました。
特に、電子的診療情報連携体制整備加算(いわゆる「電子管理加算」) が算定できるようになったことで、医療機関同士の情報連携に注目が集まっています。

その過程で、「大分医療ネットワーク」という仕組みの存在を初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。


■ 大分医療ネットワークは“最近できたもの”ではありません

電子的診療情報連携体制整備加算は 2026年6月から開始 されましたが、
大分医療ネットワーク自体は、私が調べた限りでは 2010年代前半にはすでに構築されていた ようです(もし違っていたらすみません)。

つまり、

「加算ができたからネットワークが作られた」のではなく、
もともと存在していた地域医療連携の仕組みが、今回の加算要件に合致した

という流れです。


■ 大分医療ネットワークとは?

簡単に言うと、

大分県内の医療機関が、患者さんの検査結果や治療内容を安全に共有する仕組み

です。

「勝手に見られるのでは?」
「セキュリティは大丈夫?」

と不安に思われる方もいるかもしれません。


■ セキュリティはどうなっているのか?

昨今、医療機関がサイバー攻撃を受け、

  • PCが乗っ取られる
  • 情報が外部に流出する
  • 病院機能が停止する

といったニュースが増えています。

もちろん、100%安全なシステムは存在しません。
しかし、大分医療ネットワークは以下のような対策を明確に示しています。

● 大分医療ネットワークのセキュリティ(大分医療情報ネットを参照しました)

  • 国が定めるガイドラインに沿った対策
  • TLS2.1クライアント証明書 による秘匿化通信
  • 接続できる端末は 登録されたPCのみ
  • それ以外の端末からはアクセス不可

つまり、
「誰でも・どこからでも見られる」ような仕組みではありません。


■ 当院での運用について

当院でもこのシステムを導入していますが、以下のように運用しています。

  • 閲覧できるスタッフを限定
  • 電子カルテとはつながっていない 専用端末のみで利用
  • 使用するUSBは 自動ウイルスチェック機能付き
  • パスワードがなければ閲覧不可
  • USBを分解してもチップ単体では情報を読み取れない仕様
  • 情報提供時は 専用端末のみ
  • 匿名化処理 を実施

つまり、
「必要な人が、必要な時に、必要な情報だけ」
安全に扱えるようにしています。


■ 情報が電子化される時代だからこそ

マイナンバー、電子処方箋、大分医療ネットワークなど、
医療情報の電子化が進むにつれ、不安を感じる方もいると思います。

しかし、
各医療機関はそれぞれにルールを定め、厳格に運用しています。

当院でも、

  • 操作できるスタッフを限定
  • 権限管理を徹底
  • 不必要なアクセスは不可

という体制を整えています。


■ 最後に

今後もより良い医療を提供するために、
他院との連携を適切に行いながら、
患者さんにとって安全で質の高い医療を目指していきます。