皆さんこんにちは!
最近は院内システムの更新やホームページ内容の変更が続き、なかなかブログを更新できずすみません💦 今回は「スポーツリハビリ」について少しお話ししたいと思います。
🏃♂️スポーツリハの難しさと奥深さ
スポーツリハと一言で言っても、野球・サッカー・バドミントンなど競技によって特性が大きく異なります。 怪我をした選手には「早く練習に戻りたい」「試合に出たい」という強い思いがあります。一方で、医師やリハビリスタッフはその思いを理解しつつも、医学的な判断をもとに治療を進めるため、どうしても要望に沿えない場面も出てきます。
特に難しいと感じるのは、競技復帰までの道のりを示すことです。 患者さんは「いつ復帰できるのか」を知りたい気持ちが強いですが、これは担当する医師によって判断が異なることが多く、また「動かしたらいけない」と言われて全く運動しなくなるケースも見られます。
本来は
- 全身の安静なのか
- 局所の安静なのか を見極め、どこを動かしてよいのかを医師と丁寧に協議することがとても重要だと感じています。
📚標準治療と新しい知見のバランス
過去にスポーツリハの勉強会や、医師が考えるスポーツ復帰基準の講演を受けましたが、基本的な考え方は同じでも細部は異なることがあります。これは個人差や競技レベルによって当然変わるため、一つの治療を全員に当てはめることはできないということです。
「標準的な治療は古い」「新しい知見を取り入れないとダメ」という声もありますが、標準治療はこれまで多くの医療者が積み重ねてきた経験の結晶であり、とても大切なものです。 骨折や術後などは標準治療があり、誰が行っても一定の効果が出ると感じています。
一方でスポーツリハは、スタッフの技量や考え方が反映されやすく、成果に大きな差が出る可能性がある分野でもあります。患部だけでなく全身を評価する必要があるため、より総合的な視点が求められます。
🩺医師とリハビリの距離が近いという強み
当院の星野医師・西井医師は、リハビリスタッフが開催する勉強会にも積極的に参加してくださり、スポーツ分野の勉強会にも足を運んでくれています。
患者さんのポテンシャル、スタッフの技量はもちろん大切ですが、 「医師がリハビリに何を託すのか」 これは治療の質を左右する非常に重要な要素だと感じています。
当院は医師とリハビリスタッフの距離が近く、細かな指示や悩んだときの相談がしやすい環境です。こうした“見えない連携”が、患者さんの治療をより良い方向へ導いてくれると信じています。
🌟これからも患者さんに寄り添う治療を
スポーツリハは難しい分、やりがいのある分野です。 これからも職種同士が尊重し合い、患者さんに寄り添った治療ができるようスタッフ一同精進していきます。

2026/8/20の大分整形外科 症例検討会(日常診療におけるアスリートのみかた)