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四辺形間隙症候群(QLS)ってご存じですか?
皆さま、更新が遅くなり申し訳ありません。
今回は、肩の痛みやしびれの原因として実は見逃されやすい 「四辺形間隙症候群(QLS)」 について、分かりやすくお話ししたいと思います。
「初めて聞いた」という方がほとんどだと思いますが、実は臨床では時々みられる症状なんです。
🟩 四辺形間隙症候群(QLS)とは?
英語では Quadrilateral Space Syndrome(クアドラリテラル・スペース・シンドローム) と呼ばれ、略して QLS と言います。
● どんな症状?
「肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)」や「投球障害肩」と似た症状が出るため、区別が難しいこともあります。
🟩 なぜ起こるの?
肩の後方には、
これらの筋肉が交差してできる “QLS(四角いすき間)” (写真参照)があります。

このすき間を 腋窩神経(えきかしんけい) が通っています。
この神経が
などを起こすと、神経が引っ張られ、三角筋に痛みが走ると考えられています。
🟩 よくあるの?珍しいの?
「多いんですか?」とよく質問をいただきます。
実際のところ、発症割合のデータはありません。
ただ、私たちの臨床経験では、
というのが正直なところです。
さらに、QLSは 診断が難しい と言われています。
MRIで神経や筋肉の状態を確認したり、超音波で動きを見る必要があるため、見逃されているケースもあると研修会で聞いたことがあります。
🟩 当院での取り組み
当院には 肩関節外来 があり、肩の診療を専門に行っています。
担当は肩関節手術も行っている 西井先生 です。
QLSに対しては、
ハイドロリリース(生理食塩水などを使って神経周囲の癒着を改善する治療)
を行うことができ、治療後は私たちセラピストがリハビリを担当します。
人によって効果はさまざまですが、
1年リハビリしても改善しなかった痛みが、ハイドロリリース後の1か月以内に消失した
というケースもあります。
そして西井先生に質問がしやすい環境にあり、気になったことはすぐに聞けます。
質問を行った際に丁寧に教えてくれます。

🟩 肩でお困りの方へ
大分には多くの整形外科がありますが、当院は
と、肩・手の診療に力を入れています。
肩の痛みやしびれでお困りの方は、
一度当院の肩関節外来を受診してみてください。
スタッフ一同、皆さまのお力になれるようお待ちしております。